カレーリーフ栽培、あきらめないで!
6月も半ばになりました。 北半球ではカレーリーフが一番育つ数ヶ月が始まっています。でも、冬に剪定したのに、まだ芽が出ないとか、春までついていた葉が全部落ちてしまったとか… それは心配でしょう。
でも、あきらめるのはまだ早いのです。
・まだ芽が出ない
あくまでも、私の経験値とフェイスブックグループ内での情報交換をしている範囲では、暖かくなってから4ヶ月位かかって新芽が出てきたこともあるのです。心配でしょうけど、もう少し待ってみましょう。葉がついていない状態や葉が黄色くなって落ち始めているのであれば、葉が土の水分を蒸散させることにはほとんど貢献をしていないので、水やりによる根腐れには十分気をつけてましょう
・葉がかなり落ちてしまった・数少ない葉が黄ばんでしまった
春先に温度が高い日が続き、屋外に出しっぱなしにしている株に起こりやすいです。10度を切るような寒い朝が突然やってきます。でも、取り込みし忘れてしまうと、株に影響が残っていることがあります。特に1-3年目くらいの若い株に起こりやすい様に思います。 私の場合はそうです。 5月頃になっても大きさが変わらず、段々と葉の色が褪せて心配になります。そのうち葉柄もぽろりと取れてしまいます。
でも、成長点を見てください。ゴマ粒くらいでも薄い緑色の新芽がついていたら、復活の可能性は9割以上有るはずです。前の年に元気で、幹も5-6mm以上あるものであれば、株の力もあるので、復活の可能性は高いです。
これも、気長に新芽が大きくなるのを待ちましょう。 ここでも、水やりには気をつけましょう。 上の画像は3つの葉柄がすでに見えている新芽ですが、下についている大きな葉は黄色くなってきています まもなく落ちるでしょう。