園芸店の培養土で十分

カレーリーフの栽培に使う土については園芸店のお求め安い価格の培養土で十分です。 特に酸度調整もせず、肥料も加えずに使っています。 鉢の底の方に赤玉土を入れてその上に培養土をいれます。

盆栽や庭木、植物栽培のことに経験のある方はそれぞれお好みの配合の土で育てられると良いでしょう。 ご自身がわかっているものですすめると、この植物なりの違いや特徴も見えてくるのではないでしょうか? 大切なことだと思います。

播種用の土は

種が発芽するために肥料は必要ありません。 発芽とほぼ同時に発根しますが、成長初期におけるカレーリーフの根は、一本があまり分岐せずに伸びてゆきます。 そのため、この根を大切にしてゆかねばなりません。初期の時点で多くの肥料(濃い肥料)を与えることで株の根を傷めてしまいがちです。 肥料はミネラルです。漬物と同じメカニズムがはたらきます。根の細胞の中に入り込んでゆくことで、植物が栄養素として取り込む前に細胞壁を壊してしまいます。 それを防ぐためにも、発芽させる時に使う培養土は赤玉土や腐葉土を混ぜただけのものが理想的な環境となります。

肥料の項でも書いてありますが、植物は水と二酸化炭素と光で自分のエネルギー源を作り出します。(光合成というメカニズムですね) ですから、肥料を与えないことで植物が死んでしまうようなことはありません。カレーリーフは特別に品種改良をされた商業用の植物ではないので、肥料によく反応して直ぐに成長をする品種改良をした野菜とは異なることを覚えておきましょう

管理人自身はいままで園芸店の培養土に種を播いて、発芽とその後の育苗をしてきましたが、致命的な問題は経験していませんでした。 次の播種機会には、無肥料での発芽と初期の育苗をしてみるつもりです